豊臣秀吉が好んだと言われる漬物があります。それが守口漬(もりぐちづけ)です。

 

守口漬とは野菜を酒粕で漬け込んだ漬物です。現在では守口大根の酒粕漬けが守口漬として有名ですよね。この守口大根は元々、河内国守口(現在の大阪府守口市)で栽培されていた野菜でした。

 

天正十七年(1589)、大坂城を築城した豊臣秀吉が、その味を称賛して地名にあやかって守口漬と名付けたという伝承があります。

 

現在では岐阜県、愛知県、そして名古屋市の名産というイメージが強い守口漬ですが、香の物として、また酒のつまみとして重宝されています。

 

私も何度も食べた経験はありますが、今回改めて食べてみることにしました。

 

 

 

 

これだけ長い

守口漬の特徴として長さがあります。商品によって様々ですが、やはり長いというのは一致してますね。ちなみに今回食べたのはこれだけの長さ。

 

 

 

表面には酒粕が付いているので、それをキッチンペーパーで拭き取るか、もしくは軽く水洗いして落とします。そして一口サイズに切って食べるのが一般的ですね。

 

 

 

私の感想ですが、酒粕の風味が大根に染み込んで美味しいです。味でいえば濃い味ですかね。また大根の歯ごたえが心地よく、良いアクセントになっています。

 

そのほか気になったのは、少し高めの塩分。これは漬物全般に言えることなのかもしれませんね。でもその塩分を口の中から洗い流す様に日本酒を飲む。甘口でも辛口でも両方合います。

 

あと酒粕を使っているので、微量ですがアルコールに敏感な方は食べないほうが良いですね。

 

守口漬け自体、派手な食べ物ではありませんが、これで日本酒をチビチビ飲むのが好きです。

 

まだ食べたことがない方は、数ある漬物の中でもこの守口漬を日本酒のお供に試してみてください。

 

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