僧坊酒(そうぼうしゅ)とは、平安時代~江戸時代に大寺院で作られていた日本酒の総称です。当時から品質の高い日本酒として評価を受けていました。

 

当時、一般に流通していたのは濁り酒で、いまでいうどぶろくみたいなものですが、この僧房酒は琥珀色で、濁っていない分、清酒に近いかもしれません。

 

現に天下人となった豊臣秀吉も好んだ日本酒と言われています。

 

しかし各地で作られていた僧房酒も衰退してしまいましたが、昭和46年に復活され、現在では楽天やアマゾンの通販で購入できるようになりました。

 

ではそんな豊臣秀吉も愛した日本酒・僧房酒とはどんな酒なのか?早速試飲してみました。

 

 

 

 

 

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パッケージを見ると…

パッケージには、おおよそのデータが記載してあります。

分かる範囲を書くと次の通り。

 

・アルコール分:15度

・精米歩合:90%

・原材料名:米、米こうじ

・内容量:300ml

 

一番目を引くのは精米歩合ですね。90%?ここまで研いでない酒は飲むの初めて…

 

 

 

パッケージを空けて並べてみました。内容量は300ml。

 

 

 

琥珀(こはく)色ですね。清酒に近いと書きましたが、実際に見てみるとやはり違う。では実際に飲んでみます。

 

 

 

私の感想

私の飲んだ感想ですが、一言でいうとマイルドな養命酒みたいな感じですね。

 

口に含むと薬用みたいな風味そして様々な味が広がります。

 

ただ以前に江戸時代前の日本酒・忍冬酒を飲んだことがあるので、それに比べるとアルコール度数も低く、比較的飲みやすかったです。

 

今回私は冷蔵庫で冷やして飲みましたが、氷を浮かべてオンザロックでチビチビ飲みたい酒ですね。

 

城好きや戦国ファンの方もこの僧房酒で舌で味わう歴史を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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